STEP 3 消費税の端数処理単位(税額通知)を変更する
💡8月中 👥一部の方 ⏰5分
このSTEPでは、インボイス制度で定められた消費税の端数処理単位に変更するやり方や、
得意先への周知のポイントについてご案内します。
|
インボイス制度では、消費税額の計算に関して端数処理のルールが定められ、 1つのインボイスにつき、税率ごとに合計した金額に対して消費税額を求める必要があります。 したがって、下記の左の図のように、今まで明細行ごとの消費税を計上していた場合は、消費税の端数処理単位を変更する必要があります。 |
「納品書」or「請求書」どちらをインボイスとするのかで必要な設定が異なります!
このステップでは、[請求書発行]メニューで発行する「明細請求書」を適格請求書にする方や、
「納品書 + 請求書」を適格請求書にする方向けの手順をご案内しています。
「納品書」 を適格請求書とする場合の手順は、こちらをご確認ください。
➡自社がどれに該当するかが分からない場合は、こちらをクリック
|
インボイス制度で定められた消費税の端数処理単位に設定を変更できた |
具体的な設定手順
1.当システムで変更が必要な設定を確認する
当システムでは、[得意先登録]メニューの[請求]ページにある「税額通知」という項目で
消費税額の計算単位を設定します。
こちらの設定が現状「0:伝票単位」/「4:明細単位」/「6:明細伝票単位」になっている方は、
インボイス制度の要件に沿った消費税計算方法にするために
「1:請求書単位」または「5:明細請求書単位」に設定を変更する必要があります。
| すべての請求先が「5:明細請求書単位」または「1:請求書単位」の設定になっている場合は、 消費税の端数処理単位(税額通知)の変更は不要です。こちらをクリックして次のステップに進みましょう。 得意先ごとの税額通知の設定をまとめて確認したい場合はこちらをご確認ください。 |
💡推奨の設定は「5:明細請求書単位」への変更です。
「1:請求書単位」「5:明細請求書単位」のいずれも請求書の合計金額から消費税額を計算するため、
適格請求書の要件を満たすことができますが、「5:明細請求書単位」では、明細ごとの消費税額が
仮計算されるため、[請求書発行]メニューで請求締めを実行する前でも管理資料で商品ごとの
消費税額を確認することができるようになります。
|
Q.「1:請求書単位」と「5:明細請求書単位」の違いを詳しく教えてください。 A.「Q.税額通知の設定の「1:請求書単位」と「5:明細請求書単位」の違いは何ですか?」をご確認ください。 |
2.いつの請求分から変更するかを決めて得意先に周知する
まずは、いつの請求書発行分から消費税の端数処理単位を変更するか自社内で決めましょう。
スムーズに切り替えを行うためには、得意先側の準備なども加味して、制度施行直前ではなく、
遅くても9月分の請求書までには変更することをオススメいたします。
❶消費税の計算方法が変わります
➋納品書に消費税が印字されなくなります
※納品書に消費税額を印字していた方のみ影響があります。詳細はこちらをご確認ください。
そのため、取引がある得意先に対してできるだけ早めに周知をすることで、
インボイス制度開始後にトラブルなく運用ができます。
いつの請求分から変更するか決まったら、得意先に周知をしましょう。
得意先への周知で活用できる案内文のテンプレートをご用意いたしましたので、ぜひご利用ください。
3.得意先の消費税の端数処理単位(税額通知)を一括で変更する
変更の必要がある得意先の「税額通知」を変更します。
さきほども記載しました通り、「5:明細請求書単位」への変更がおすすめです。
[得意先]メニューの「税額通知」は、変更したい月の前月の請求書発行が終わったタイミングで変更してください。
|
例)15日締めの得意先の場合 9月分の請求書から変更後の計算方法で請求書を発行したい場合は、 8月分(7/16~8/15)の請求書発行を実施した後で変更します。 |
|
Q.請求書発行を行う前に、翌月分の売上伝票の入力が始まっていますが、それでも請求書発行後に 得意先マスターの税額通知の変更した方が良いのでしょうか? A.はい。必ず変更したい月の前月分の請求書発行が完了後に、得意先マスターの税額通知を変更してください。 詳しくはこちらをご確認ください。 |
<具体的な設定手順>
[得意先一括登録]メニューの一括変更機能を利用して、対象の請求先について設定を一括変更します。
※事前に必ずバックアップを取ったうえで行ってください。
- [導入処理 - 得意先登録 - 得意先一括登録]メニューを開きます。
- [新規]ボタンをクリックします。
-
条件を以下のとおり設定し、[画面]ボタンをクリックします。
- [基本設定]ページ
・「編集する」にチェック
・パターン名 :わかりやすい名称を入力(例:得意先一括登録 インボイス)
・処理区分:「修正」を選択
・集計範囲:
└「利用状態」を選択して「1:有効」に設定
└「締日区分コード」を選択して自社の締日を設定(例:15日締め)
└「税額通知」を選択して現在の設定を選択(例:「4:明細単位」) - [出力設定]ページ
選択項目から以下の項目をダブルクリックし、選択済項目に移動
・「得意先名1」
・「税額通知」
- [基本設定]ページ
- [F9:一括変更]を押します。
- [F7:全選択]ですべての得意先にチェックを付け、[F12:選択終了]を押します。
- 「税額通知」にチェックを付け、変更後の値「5:明細請求書単位」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
- すべての請求先の税額通知が変更されたのを確認し、[F12:登録]を押します。
関連して見られているQ&A
Q.税額通知の設定の「1:請求書単位」と「5:明細請求書単位」の違いは何ですか?
Q.消費税の端数処理単位(税額通知)の変更が必要な請求先を洗い出す方法を知りたい
Q.請求書発行を行う前に、翌月分の売上伝票の入力が始まっていますが、それでも請求書発行後に得意先マスターの税額通知の変更した方が良いのでしょうか?
Q.税額通知を「1:請求書単位」に変更したら納品書に消費税額が印字されなくなったのですがなぜですか?
Q.売上集計表や売掛金残高一覧表などの管理帳票で、消費税額が一致しない、または消費税額が表示されない
Q.税額通知を「5:明細請求書単位」に変更したところ、内訳ごとの鑑の消費税額が出力されません。どうしたらいいですか?
Q.「税額通知に明細単位が指定されています。 インボイス対応のため、他の税額通知に変更してください。」のメッセージが表示されて伝票を登録できません
Q.税込・税抜が混在するときのケース別の計算過程の詳細が知りたい
Q.スポット得意先の場合は「税額通知」は何に設定したらいいですか?
最終チェックポイント💡
✅明細請求書を適格請求書とする請求先の税額通知を「5:明細請求書単位」または「1:請求書単位」に設定できた