Q.「納品書」をインボイスとする場合はどうすればいいですか?
Q.納品書をインボイスとする場合はどうすればいいですか?
この記事では、「納品書」をインボイスとする場合や、[売上伝票]メニューの[F2:発行]から「納品書 兼 請求書」を発行している場合の対応方法をご案内します。
A.納品書に適格請求書・適格返還請求書に必要な項目を追加します。(STEP1)
また、インボイス制度の端数処理のルールを満たすために、
請求先の消費税計算を「1:伝票単位」に設定します。(STEP2)
納品書をインボイスとする場合は、以下の STEP1・STEP2 をご確認のうえ設定してください。
STEP 1 適格請求書に必要な項目を請求書に出力する
💡8月中 👥全員 ⏰10分
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適格請求書・適格返還請求書の要件に必要な項目を納品書に出力できた |
また、返品や値引きの取引がある場合は、適格返還請求書に必要な項目も追加します。
具体的な設定手順
1.自社のインボイス登録番号を登録する
自社のインボイス登録番号を請求書に出力するために、[販売管理規定]メニューで自社のインボイス登録番号を登録します。
- [法人情報 - 規程 - 販売管理規程]メニューを選択します。
- [消費税]ページを選択します。
- インボイス設定で「インボイス登録番号」を入力し、[登録]ボタンを押して登録します。
「開始日付(2023.10.1)」より前の請求書でも、自社のインボイス登録番号は印字できます!
インボイス登録番号は、制度開始前に印字することが認められています。
得意先への事前通知の目的もありますので、今登録をしておくようにしましょう!
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Q.この開始日付は何に影響するんですか? A.こちらの開始日付は、「統一方法」や「値決め時の端数処理」など、インボイスに関わる 消費税計算のチェック等を当サービスで開始する日付です。施行日となる「2023年10月1日」を 指定しておきましょう。インボイス登録番号の印字には影響ありません。 |
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Q.インボイス登録番号の下にある「統一方法」や「値決め時の端数処理」はこの段階で登録する必要はありますか? |
2.【出力設定①】:自社のインボイス登録番号を出力できるようにする
ここでは、インボイスの出力要件「納品書に自社のインボイス登録番号の表示」ができるように設定をしています。
詳細な手順は、以下の動画をご確認ください。
請求書の場合の動画ですが、納品書も手順は同様です。
以下の項目を配置します。
「納品書ヘッダー」-「自社情報」-「インボイス登録番号」
3.【出力設定②】:税率ごとの消費税額合計を出力できるようにする
ここではインボイスの出力要件「税率ごとに合計した消費税額および適用税率の表示」ができるように設定をしています。
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こちらは過去に対応済みの方も多いかと思います。 |
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Q.消費税が10%の商品しか取り扱ってないのですが、それでも税率や消費税額の出力は必要なのでしょうか? A.はい。必要です。 Q.その場合、適格請求書には10%分のみ記載し、8%分の記載はしなくてもよいのでしょうか? A.はい。8%分の記載は必要ありません。 以下の手順に沿って出力項目の設定をする際に、10%分の項目のみ設定を行ってください。 |
■具体的な設定手順
- [設定(歯車アイコン) - オリジナルフォーム]メニューを開きます。
- [納品書フォーム]を選択します。
- ご利用中の納品書を選択します。
※もしご利用中の納品書にいきなり反映させるのではなく、テストで確認したい場合は、
今利用している納品書フォームを複写してテスト用のフォームを作ってご確認いただけます。
(複写の方法も下記動画内でご案内しております。) - オリジナルフォーム上で、税率ごとの消費税額合計と適用税率が出力できるよう項目を配置します。
詳細な手順は、以下の動画をご確認ください。
請求書の場合の動画ですが、納品書も手順は同様です。
以下の項目を配置します。
・「消費税率合計」-「課税対象額」
・「消費税率合計」-「(XX%分)課税対象額」
・「消費税率合計」-「消費税合計(内税消費税+外税消費税)」
・「消費税率合計」-「(XX%分)消費税合計(内税消費税+外税消費税)」
・「消費税率合計」-「税込金額(課税対象額+消費税合計)」
・「消費税率合計」-「(XX%分)税込金額(課税対象額+消費税合計)」
配置できる領域は水色の領域(消費税率合計)です。
4.【出力設定③】:適格返還請求書に必要な、返品/値引した商品の売上年月日を出力できるようにする
ここでは適格返還請求書(返還インボイス)の出力要件「返品や値引が発生した場合は、
いつの売上分(売上年月日)の返品・値引きなのかを明記する」ができるように設定をしています。
<適格返還請求書(返還インボイス)ってなに?>返品や値引きなど、売上に係る対価の返還を行う場合に発行する書類として 合計1万円以上の値引や返品が発生した場合、以下の要件を満たした返還インボイスを請求先に送る必要があります。 なお、適格返還請求書の発行形式は、以下の3つの形式が認められています。 <返還インボイスの発行方法>通常の納品書内にまとめて発行を行う方法のため、特別な発行方法はございません。 <返還インボイスの記載要件の対応>記載項目の要件として、
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■具体的な方法
「商奉行」で納品書に「返品/値引した商品の売上年月日」を出力する方法は全部で3通りあります。■方法1:[売上伝票]メニューで、商品名欄の後ろに追記する方法
売上伝票を登録する際に、商品名欄に以下のように手入力する方法です。
摘要や備考などを利用せず、今の納品書フォームのままで対応できるため、最もかんたんです。
➡この方法で対応する場合は、設定は不要のためSTEP2に進みましょう!
■方法2:[売上伝票]メニューの「備考」欄に入力して、納品書に備考を印字する方法
売上伝票の備考欄に以下のように入力する方法です。
この場合は納品書に備考欄を印字する必要が出てきますので、
今備考欄を印字していない方は設定が必要です。
➡備考欄の印字設定を行いたい場合はこちら「Q:備考欄を納品書フォームに印字する方法を知りたい」をご確認ください。
■方法3:[売上伝票]メニューの「摘要」欄に入力して、請求書に摘要を印字する方法
売上伝票の摘要欄に以下のように入力する方法です。
この場合は請求書に摘要欄を印字する必要が出てきますので、
今摘要欄を印字していない方は設定が必要です。
➡摘要欄の印字設定を行いたい場合はこちら「Q:摘要欄を納品書フォームに印字する方法を知りたい」をご確認ください。
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Q.売上時に値引きする場合も適格返還請求書が必要ですか? A.必要ありません。売上と返品/値引を同じ伝票日付で計上している場合は、返還に該当しません。 |
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最終チェックポイント💡
✅適格請求書の要件に必要な項目を請求書に出力できた
- 自社のインボイス登録番号
- 税率ごとに合計した消費税額および適用税率
- 返品/値引した商品の売上年月日
STEP 2 消費税計算の設定を変更する
💡8月中 👥一部の方 ⏰5分
このSTEPでは、インボイス制度で定められた消費税計算に対応するやり方や、
得意先への周知のポイントについてご案内します。
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インボイス制度では、消費税額の計算に関して端数処理のルールが定められ、 1つのインボイスにつき、税率ごとに合計した金額に対して消費税額を求める必要があります。 したがって、下記の左の図のように、今まで明細行ごとの消費税を計上していた場合は、消費税の端数処理単位を変更する必要があります。 |
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インボイス制度の要件を満たした消費税計算の設定に変更できた |
具体的な設定手順
1.当サービスで変更が必要な設定を確認する
当サービスでは、[得意先]メニューの[消費税]ページにある「消費税計算」という項目で
消費税額の計算方法を設定します。
こちらの設定が現状「0:明細単位」/「2:請求書単位」になっている方は、
インボイス制度の要件に沿った消費税計算方法にするために
「1:伝票単位」に設定を変更する必要があります。
| すべての得意先が「1:伝票単位」の設定になっている場合は、消費税計算の変更は不要です。 こちらをクリックして次のステップに進みましょう。 得意先ごとの消費税計算の設定をまとめて確認したい場合はこちらをご確認ください。 |
2.いつの請求分から変更するかを決めて得意先に周知する
まずは、いつの請求書発行分から消費税計算の設定を変更するか自社内で決めましょう。
スムーズに切り替えを行うためには、得意先側の準備なども加味して、制度施行直前ではなく、
遅くても9月分の請求書までには変更することをオススメいたします。
消費税の計算方法が変わります
そのため、取引がある得意先に対してできるだけ早めに周知をすることで、
インボイス制度開始後にトラブルなく運用ができます。
いつの請求分から変更するか決まったら、得意先に周知をしましょう。
得意先への周知で活用できる案内文のテンプレートをご用意いたしましたので、ぜひご利用ください。
3.得意先の消費税計算の設定を一括で変更する
変更の必要がある得意先の「消費税計算」を変更します
[得意先]メニューの「消費税計算」は、変更したい月の売上伝票の入力を始めるタイミングで変更してください。
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例)15日締めの得意先の場合 9月分の請求書から変更後の計算方法で請求書を発行したい場合は、 9月分(8/16~9/15)の売上日付の伝票入力を始めるタイミングで設定を変更します。 そうすることで、売上伝票の消費税計算の初期値が「1:伝票単位」になります。 |
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Q.前月分の請求書発行がまだ済んでいませんが、 請求書発行前に得意先マスターの消費税計算の設定を変更しても大丈夫ですか? A.はい。問題ありません。 請求書発行時の消費税は、売上伝票で指定された消費税計算方法にもとづいて計算されますので、 得意先マスターの設定を変更しても前月分の請求書発行には影響しませんのでご安心ください。 |
<具体的な設定手順>
[得意先]メニューの一括編集機能を利用して、対象の得意先について設定を一括変更します。
詳細な手順は、以下の動画をご確認ください。
※動画内で「2:請求書単位」を入力している箇所は「1:伝票単位」に置き換えてご確認ください。
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最終チェックポイント💡
✅納品書を適格請求書とする請求先の消費税計算を「1:伝票単位」に設定できた